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働きながら過ごす妊婦生活!上手に働き方を変えよう!

妊娠中は体の中でさまざまな変化が起こり、身体的にも精神的にも負担やストレスを感じやすくなります。働きながら安心して出産を迎えるためには、これまでの働き方同様には少し難しくなってきます。

そのためには、周りの人の協力や理解を得ることが大切になります。

そこで今回は、妊娠中に周囲の理解を得ながら上手に働き方を変える方法を紹介します。妊娠中の働き方には注意が必要!

妊娠中は仕事で疲れやストレスにも敏感になりやすい

これは妊娠しながら働いてみて初めてわかった事です。

もちろん妊娠前期・中期・後期でもその感じ方は違いました。

身体的な面では、つわりや、むくみ、マイナートラブルなどで体が思うように動かせなくなるなどの負担があり、通常に比べて1日を過ごすだけでも疲れを感じやすくなりました。

精神的な面では、妊娠初期には妊娠継続するにはどこまで動いていいのか?など分からないこともたくさんありました。ホルモンバランスが大きく変化して感情をコントロールしにくくなり、気持ちの浮き沈みが激しくなることもありました。

ほかにも、風邪やウイルスなど気を張っていても免疫力が低下する中で人と関わり合いながら過ごすことのリスクも少なからず持っていた気がします。

妊娠中はどんな働き方をすればいい?

妊娠中は、身体的な変化の影響で、これまでと同じように仕事を進めることはやはり難しくなります。できない仕事が増えることで、周りに負担や迷惑をかけているのではないかと不安やストレスを抱えてしまうこともありました。

働く妊婦は、自分の健康状態や心理状態を冷静に観察し、以下の3つのポイントを押さえながら働き方を変えていく必要があります。

【コミュニケーションを取る】

妊娠中の体調は不安定なため、急な休みが必要となることもあります。そのためにも、日ごろから状況を共有したり、サポートしてほしい範囲を伝えておいたりするなど、周りの人との積極的なコミュニケーションが大切です。

周囲の負担が増えることを気にし過ぎず、感謝の気持ちを伝えて丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。

【引き継ぎの準備をする】

妊娠中は予期せぬ体調の変化が起こるため、先々の計画が立てにくいものです。産前・産後休業の間際になってからではなく、あらかじめゆとりを持って引き継ぎの準備を始めましょう。

誰が見ても理解できる引き継ぎマニュアルを作成・準備しておくことで、自分自身や周りの人も冷静に対応することができると思います。

【自分の気持ちに嘘をつかない】

ここは私自身がとても難しかったところなので、少しだけフランクに表現させてもらいます。

妊娠は誰もが経験できることでは無いことは、分かっていたんです。

それと同時にここまでどんなに会社に行きたく無い日も、どんなにプレッシャーのかかる仕事を任された日も、頑張って勤め続けてきた自分がそこにはいるんですよね。それが「キャリア」というものです。たかが数年、されど数年なんですよね。

何かしら責任感を持ってしっかりと努めてきたからこそ、職場を離れる寂しさや不安は少なからず働く女性であれば抱えるはずです。

そんな時強がったり、気にしないふりをすることが少しだけ辛かったのを覚えています。

無責任な感情で自分自身を押さえ込むよりも、ここまで頑張ってきた自分を精一杯認めてあげてほしいと思います。

ここまで頑張った自分を褒めましょう!旦那さんにも大声でそう言ってもらいましょう!

少しだけ社会から距離をとって、冷静に自分自身の働き方や考え方を見つめ直す最大のチャンスなんです。それが出来れば、復職後のあなたはさらに精神的にもパワーアップしているはずです。

今少し悩んでいるあなたなら”おかえりなさい!”と迎え入れてくれるような職場の人との人間関係作りが産休前までにしっかり出来るはずです。

その優しさと愛情があれば、周りはしっかりサポートしてくれるはずです。

これまで先輩ママを助けてきた人は、そのお返しが返ってくるかもしれません。

まずは周りを信頼して託すこと。みんなが新しいことに挑戦するいいチャンスなんですから。

「母性保護規定」を活用して身体に負担の少ない働き方を

「母性保護規定」は、労働基準法で定められた働く妊産婦を守るための規則です。
事業主の義務として、産前・産後休業や、身体に負担の少ない仕事内容への転換、また、労働時間の制限、休業についての規則が定められており、違反すると罰則が発生します。

妊娠または出産から1年を経過していない女性は、本人が会社へ請求した場合、時間外・休日・深夜労働は禁止されています。

ただし、女性管理監督者の方は労働基準法の労働時間や休日の規定が適用されません。ただし深夜業については本人の請求によって免除されます。

詳細は人事担当者へ聞いてみましょう。

母性健康管理指導事項連絡カードもあわせて使おう

医師や助産師からの指導内容を正しく職場に伝える方法として導入されているのが「母性健康管理指導事項連絡カード」です。

これは、妊娠中だけでなく出産後・保育中にも活用できる制度です。

まとめ

さまざまな体調の変化が起きる妊娠中の働き方と、妊娠中に利用できる制度や支援について紹介しました。

文章ばかりで少し読みにくかったかもしれませんが、とても大切なことです。

これらの制度を最大限に活用して、自分に合った働き方に変えていきましょう。